スポーツの秋。身近な場所で気軽にいろいろなスポーツを楽しめたら最高ですよね!
年齢性別を問わず利用できる藤沢市北部最大の運動拠点と言えば、ここ!
湘南台駅からバスで10分ほどの場所にある「秋葉台運動公園(秋葉台公園)」です。
私は藤沢市北部在住ですが、「藤沢に住んでいる」と市外の人に話すと海側をイメージされがち…。しかし、市外の人でも「そこなら知ってる!行ったことある!」という話になることが多いのがこの公園です。その魅力をご紹介していきます。
インパクト抜群!「カブトムシ」で親しまれる体育館
まず公園に着くと目に入るのが、1度見たら忘れられない形のこの建物…「秋葉台文化体育館」です。
クジラ?UFO?と、いろいろなものを連想させますが、オープン以来「カブトムシ」として親しまれ、カブトムシは拠点のシンボルマークにも採用されています。
千葉の「幕張メッセ」や「東京体育館」なども手掛けた著名な建築家・槇文彦氏の設計だそうで、そんな建物が身近にあるのはちょっと誇らしい気分になります。
卓球、バスケ、大相撲、マーチングもここで!
建物の中はこんな感じです。こちらはメインの体育室。両サイドに観覧席もあります。
さまざまな競技の試合やマーチングバンドの大会などが頻繁におこなわれているので、市外の人でも「学生時代に試合で行った」「子どもが出る大会の応援に行った」と、認知度が高いのも納得です。
現在はコロナ禍で中止となっていますが、大相撲の巡業「藤沢場所」の会場もここ。
私も以前行きましたが、力士との距離も近く、迫力満点でとても楽しいです。藤沢の名物イベントにもなっているだけに再開が待たれます。
ほかにサブ体育室、トレーニングルームなどもあります。
小さな子どもから大人まで参加できるさまざまなスポーツの教室も常時開催されていて、入口ではその情報を集めることもできますよ。
1周460mの外周ランはいかが?
公園内にはほかにもサッカーやラグビーなどに利用できる球技場、弓道場、今年の夏も大にぎわいだった屋外プール、通年使える屋内プールなどもあります。
公園内はぐるりと1周できるのですが、地面にはところどこに距離の表示が。
1周460mだそうです。この日もタイムを計りながら全力で走りこんでいる中学生や自転車や徒歩で周回する人の姿を何人も見かけました。
障害のある子も楽しめる県内第1号の「インクルーシブ公園」も
子連れファミリーにおすすめなのは体育館の隣にある「トリム広場」です。
「共生社会の実現を目指す誰一人取り残さないまち(インクルーシブ藤沢)」を目指している藤沢市。
2021年3月にリニューアルしたこちらの広場にはなんと!障害の有無に関係なく誰でも楽しめる「インクルーシブ遊具」が4つ設置されているんです!!
リニューアル当時、こうした「インクルーシブ公園」は神奈川県内では初めてで注目を集めました。
そんなインクルーシブ遊具をご紹介します。
こちらは「複合遊具」。車いすや歩行器のまま移動できる広いスロープがついています。車いすからのり移るためのデッキも設けられていて、安心して滑り台も楽しめます。
こちらは複数人でのれる「スイング遊具」です。
車いすのままのれるスロープ付きで車いすの人が揺らす役をすることもできるそうですよ。
みんな大好き「回転遊具」です。
こちらの遊具が一番人気ではないでしょうか。私が見る限り、いつも一番たくさんの子どもたちが群がって遊んでいます。車いすからの移乗が可能な設計で、体幹が弱い子も安定して座ることができる座席の形になっています。
最後は「ブランコ」です。手前の一つは大型のシートとハーネスで体をしっかり固定するので、体幹の弱い子でも安心して楽しめるようになっています。
公園内にはそれぞれの遊具の遊び方を動画で説明する二次元コード付きの看板も設置されていますよ。
そして、この日…広場に「スケートボード広場をつくっています」書かれた工事看板を見つけました!どうやら近いうちにスケートボードを楽しめるスペースができるようです。楽しみですね!
魅力いっぱいの秋葉台公園、いかがでしたか?
体育館の中にはおむつ替えや授乳、離乳食などに利用できる赤ちゃんケアの場もあるのでママも安心です。駐車場は576台分と広々。2時間まで無料なので気軽に楽しめますよ。
バスで向かう場合は「湘南台駅西口」から慶応大学または大辻経由藤沢・茅ヶ崎行きにのり「遠藤」下車徒歩5分ほどです。ぜひ足を運んでみてください。
秋葉台運動公園(秋葉台公園)
住所:神奈川県藤沢市遠藤2000-1
アクセス:小田急電鉄江ノ島線「湘南台駅」から徒歩30分
相模鉄道いずみ野線「「湘南台駅」から徒歩30分
横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台駅」から徒歩30分
開館時間:8:30-21:00
休館日:毎月第3月曜日、年末年始(プール休館日は異なる)
TEL:0466-88-1111