藤沢駅近く!700年の歴史を持つ「清浄光寺(遊行寺)」

藤沢駅の近くにはレストランやカフェが多くあり、食事を楽しむことができるのが魅力です。

ただ藤沢の魅力はそれだけではありません。お寺や神社などもたくさんあるので、「パワースポットがたくさんある地域」としても人気を集めています♪

なかでも、時宗総本山の寺院「清浄光寺(しょうじょうこうじ)」は国の「登録有形文化財」に指定されていて、訪れる方も多くいます。

現在では「遊行寺(ゆぎょうじ)」としても知られている寺院です。

1325年に創建

藤沢駅から徒歩15分のところに「清浄光寺(遊行寺)」はあります。藤沢駅を北口から出て遊行寺橋を渡っていくと、住宅街の中に大きな「清浄光寺」の門が見えてくるのですぐに見つけることができますよ♪

こちらの大きな門は「黒門」と呼ばれていて、漆黒に近いこの黒の大きな門が「遊行寺」の入口となります。

「惣門(そうもん)」と呼ばれる入口の門には、このようにQRコードがあり、携帯で読み取ることでより「遊行寺」について詳しく知ることができます。

お寺や神社は訪れるだけでも「敷居が高い…」と感じてしまいますが、「遊行寺」は参拝に行きやすい寺院として地元民の憩いの場としても愛されています。

入口の「惣門」をくぐると、長く続く「参道四十八段」という名前の石段があります。通称「いろは坂」と呼ばれていて、石段の両側にはたくさんの桜の木が立ち並んでいます。

春になると桜が咲き、寺院に訪れる方をお出迎えしてくれます♪

長い石道を歩いていくと、一番最初に目に入るのはこちらの「大銀杏」の木です。およそ樹齢700年といわれていて、今でも力強くそびえ立ち、圧倒されるほどの迫力があります。

木の周りを囲むようにベンチもあるので、散策の途中で休憩を取ることもできますよ♪

私は今回お昼過ぎに行ったのですが、お年寄りの方だけでなく高校生の子たちもお散歩をしに訪れていました。それほど多くの世代に愛されている寺院です♪

東海道随一の本堂

こちらの緑の瓦屋根が輝くのは、登録有形文化財に登録されている「本堂」です。こちらの本堂は「東海道随一」といわれていて、縦にも横にも大きく、訪れる方を魅了してくれます。

お参りをするには階段を登りきらないといけませんが、階段には手すりがついているので心配いりません♪

本堂の手前には、右側に時宗の宗祖である「一遍上」の像があります。広い境内のなかでもひときわ目立ち、「遊行寺」を象徴する銅像となっています。

本堂の他にも、「遊行寺」のおすすめ散策スポットのひとつ「真徳寺(しんとくじ)」と呼ばれる赤門があります。こちらは入口の惣門をくぐったあと、石段の途中にあるのでぜひ見つけてみてくださいね♪

宇賀神社

境内の奥へさらに進んでいくと、「開運招福弁財天」の看板が立っています。その先には「宇賀神社」へと続く道があり、「遊行寺」を訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしいスポットのひとつです♪

細い道をずっと進んでいくと、徳川氏の祖とされる有親の守り本尊「宇賀神社」があります。それほど大きいわけではないのですが、とても神秘的でお参りをしている方も多くいらっしゃいました。

「宇賀神社」が有名な理由は多くありますが、こちらの「おみくじ結び」と「絵馬掛け」も人気を集める理由のひとつです。

私が今回行ったときには「絵馬掛け」はなかったのですが、おみくじはこのようにたくさん結わかれていました♪

おやつを食べながら休憩も

「遊行寺」ではおだんごを買うことができるので、境内の中にあるベンチで食べながら休憩をすることができます。

「遊行茶屋(ゆぎょうちゃや)」というお食事処もあるので、ランチをしていくこともできますよ♪

「遊行寺」にはお墓参りのために訪れる方もいらっしゃるので、ついでにお食事をされていく方も多いです。

自然に溢れる「遊行寺」は、お散歩でも気軽に立ち寄ることのできる寺院です。藤沢に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください♪

清浄光寺(遊行寺)
住所:神奈川県藤沢市西富1-8−1
電話番号:0466-22-2063
アクセス:
JR東海道本線「藤沢駅」北口より徒歩15分
バス「藤沢駅」北口4番または5番のりば「戸塚バスセンター行」「大船駅西口行」乗車、「藤沢橋」下車
営業時間:9:00ー16:00
定休日:月、土日祝日、年始(または拝観申し込みのある時)
拝観時間:年中無休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。