観光スポットとしても有名な「江島神社(えのしまじんじゃ)」は、今年で鎮座1470年もの長い歴史を持つ神社です。
縁結びや金運アップ・芸道上達などのご利益があることから、年間を通して多くの参拝客が訪れます。
江島の玄関口でもある「辺津宮」で参拝しよう!
全長389mの江ノ島弁天橋を渡りきると「青銅の鳥居」が出迎えてくれます。ここから仲見世通りが始まり、お土産屋さんや飲食店があるので平日でも観光客でにぎわっています。
仲見世通りを抜けると「朱の鳥居」が登場します。朱色の鳥居は江島神社の中でここだけのレアスポットです。ここから階段が続き、頂上まで全部で250段ほどあります。歩くのが大変な時は左側からエスカーも出ていますので使いましょう。
「朱の鳥居」の正面にある石段を上がった先には、「瑞心門」があります。人々が瑞々しい気持ちでお参りできるようにという由来を持ち、龍宮城をなぞらえてつくられた楼門です。
朱の鳥居から続く階段を登りきると、「辺津宮」別名「下之宮」に到着します。
江島神社は三姉妹の女神さまが祀られており、神社の中に「辺津宮・中津宮・奥津宮」と3つの社殿があります。今回は辺津宮と中津宮に行ってみました。
社殿の左側、江ノ島エスカーから上がってきてすぐの所に「銭洗い白龍王」の白龍池があります。池のご霊水で金銭を洗うことで金運アップ・財宝福徳のご利益があるとされています。金運アップをしたい時には、ぜひここで金銭を洗ってみても楽しめますね。
辺津宮から中津宮に向かう途中にあるのが良縁を招くとされている「むすびの樹」です。
辺津宮のご神木であり、2本の幹が1つの根から広がっていることから「むすびの樹」と名づけられたそうです。むすびの樹には「良縁成就」のピンク色の絵馬が数多くかけられています。
パワースポットとして人気の中津宮で女子力アップ!
中津宮にお祀りされている女神様は、絶大な神力を誇る「市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)」という絶世の美女です。そのため、美しい弁天様にあやかって「もっと綺麗に、もっと美しく恋をしたい」と願う女性たちが多く参拝することから「女子力向上のパワースポット」とも言われています。
中津宮広場のウッドデッキからは、ヨットハーバーや七里ヶ浜、逗子海岸など湘南の海を一望することができます。晴天の日は空も青く、絶景の撮影スポットとしても人気です。
中津宮は853年に創建されました。朱色の社殿が目立ちますよね。女子力・恋愛運アップなどのご利益の他にも、金運・商売繁盛・交通安全・子孫繁栄・勝負運など幅広くご利益が受けられます。
江島神社の中では中津宮にだけ「開運水みくじ」があり、とても人気です。社殿脇にある「水琴窟」の中におみくじを浸すことで文字が浮かび上がってきます。私も引いてみたところ、なんと大吉が出ました!
江ノ島エスカーを使えば頂上まで楽に移動できる!
中津宮から徒歩でも山頂に行くことはできるのですが、この日は少し疲れていたので「江ノ島エスカー」を使ってみました。江ノ島エスカーは仲見世通りの先から運行しています。エスカーを全区間利用する場合は大人で360円・小人180円です。ちなみに、私は中津宮からの1区間だけ使用したため100円でした。
エスカーを下りて少し歩くと、植物園や展望台があるサムエル・コッキング苑に到着します。シーキャンドルやイルミネーションが冬場はキレイでオススメです。近くには海が一望できる飲食店もあるので美味しい食事を食べながら休憩してみるのもいいですね。
また、参拝後に下山しながら食べ歩きをしたり、青銅の鳥居の近くにある「江ノ島アイランドスパ」でゆっくりお風呂に入って身体を癒すのもオススメです。
江島神社は恋愛だけでなく金運や勝負運、商売繁盛など多様なご利益がある神社です。神社に行くまでの道中でも飲食店やお土産屋さんなどが充実しているので楽しめる事間違いありません。江ノ島の頂上からは、平塚や辻堂、反対側は鎌倉や逗子まで見渡せるので絶景を納めるには絶好のチャンスです。
江ノ島に来たときは、ぜひパワースポット・江ノ島神社を訪れてみて下さい。
江島神社
住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
電話:0466-22-4020
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩15分
江ノ島電鉄「江ノ島駅」より徒歩20分
湘南モノレール「湘南江の島駅」より徒歩23分
受付時間:8:30-17:00
定休日:なし