海のイメージが強い藤沢市ですが、南部が「海」なら北部は「畑」というくらい広大な農地が広がっています。
その景色を身近に感じて育ったためか、我が子は今、絶賛「野菜」ブーム。眺めて味わって自分で育てて…と五感をフルに使って毎日野菜を楽しんでいます。
そんな我が子も大興奮のスポット、それが藤沢や近隣の農産物などがところ狭しと並ぶJAさがみの大型直売所「わいわい市」です。老若男女問わず何度足を運んでも楽しい、“地元産”の魅力がギュギュっと詰まった「わいわい市」をご紹介します!
平日も大にぎわい!週末には入場待ちの長い列も
「わいわい市」は寒川店と藤沢店の2店舗あります。今回足を運んだ藤沢店は藤沢街道沿いで、六会日大前駅から徒歩圏内。寒川店に続く2号店として2010年12月にオープンしました。
店舗前の街道沿いにはのぼり旗が並び、大きな看板も目を引きますが、なにより次々に車が駐車場に吸い込まれていくかのような場所があるのですぐに分かります。今回は平日の午前中に行きましたが、想像をはるかに超えるにぎわいぶりでした!約130台分の駐車スペースがあるものの、週末はさらに多くの人が訪れて、長い入場待ちの列ができるほど。人気の高さがうかがえますね。
春を感じるステキな花もいっぱい!
入口には生産者名が書かれた台に色とりどりの花鉢や野菜の苗がずらり。「花の数が増えた!」と話している人がいましたが、まさに春爛漫といった感じ。眺めているだけで“ガーデニング熱”がフツフツとわいてきます。植え替えずにそのまま飾れるステキな寄せ植え鉢や肥料などもありましたよ!
地方配送もOK!立派な胡蝶蘭も種類豊富
わいわい市には野菜や果物のみならず、花や米、肉、加工品や酒、工芸品までなんでも揃っているんです。
さっそく店内に入ってみると目に飛び込んでくるのは豪華な胡蝶蘭。どれもとても立派で思わず見入ってしまいます。こちらは贈答品として人気のよう。地方への発送も頼むことができますよ。
スーパーではお目にかかれない品種や大きさに出合えることも!
広い店内の大半を占める野菜は朝採れたものを各生産者が並べるため、種類も数も豊富でどれも新鮮!例えばこの日飛ぶように売れていた「ブロッコリー」は、両手で抱えるくらい大きなものから、すぐに調理できるよう小分けにして袋詰めされたもの、スーパーではなかなかお目にかかれないスティック状のものまでありました。しかもどれもリーズナブル!
思わず買いすぎてしまうので、献立や冷蔵庫の空き状況を考えながら選びたいですね。
神奈川のブランド肉も揃っています
新鮮な野菜があるならおいしいお肉もほしいところ。もちろん、藤沢市内にも生産者がいる神奈川のブランド肉「やまゆりポーク」や、黒毛和牛の「横濱ビーフ」なども手に入ります。また鶏卵もずらり!現在価格が高騰している卵ですが、中には“激安”をうたうスーパーより安いものも。「地元産・新鮮・安い」と文句なしです!
生産者の思いが詰まったPOPを見るのも楽しい
ここで買い物をする際、ぜひ読んで楽しみたいのが生産者の作ったPOP。生産者自身の紹介や農園の紹介が書かれていたり、野菜の特徴やおすすめの調理方法が書かれていたり…と個性豊かですが、どのPOPからも手塩にかけた作物への思いが伝わってきます。
各商品には生産者名が記されているので、お気に入りの生産者を見つけて毎回買うのもわいわい市ならではの楽しみ方かもしれませんね。
この時期しか味わえない季節限定品もたくさんあるので、要チェックです!
惣菜やパン、菓子類も充実
午前中に伺ったので、今日のお昼は何を食べようか…と考えていると、すぐに食べられる惣菜やパン、大福やシフォンケーキなどの菓子類も充実していました。店の外にはキッチンカーも出ていたので、買い物に夢中になって小腹がすいても大丈夫です(笑)。
わいわい市を訪れるたび、自然豊かなこの地に住んで良かった!こういう直売所が身近にあって良かった!と思います。とっても元気をもらえる藤沢の魅力凝縮スポット。ぜひ足を運んでみてください。
わいわい市藤沢店
住所:神奈川県藤沢市亀井野2504
アクセス:小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩16分
TEL:0466-90-0831
営業時間:9:30-17:00
定休日:水曜(12月31日~1月3日は休業)