藤沢に移り住み、子どもがお菓子を口にできる年齢になった時。ふと、「昔ながらの駄菓子屋ってないのかな?」と、ネット検索をして見つけたのが今回ご紹介する石川にある「野崎商店」です。
自分で好きなお菓子を選ぶのも、持っているお小遣いで買えるかな…と一生懸命計算したのも、ドキドキしながら当たりくじを引き替えに行ったのも、昭和生まれの私の子どもの頃の楽しい思い出。そんな経験を令和を生きる子どもにもさせたい!
「野崎商店」はそれらが叶うと同時に、この時代だからこその“アレ”も超充実しているお店なんです!
カゴを手にいざ、お買い物タイム!
店内はこんな雰囲気。11円~数百円ほどのお菓子が所狭しと並んでいます。
買い物かごを持っていざ、胸が高鳴るお買い物タイムです!
我が子が買い物を楽しんでいる間に、このお店を一人で切り盛りする店主に何種類くらいあるのか尋ねてみましたが、「分からない…」と苦笑い気味でした。しかし、店内を見渡せばその答えにも納得の品揃えです。
週に1度、東京都内に仕入れに行くそうで、そのたびにお菓子やおもちゃの種類、数も少しずつ変わるのだとか。
こちらは懐かしい駄菓子が多くて大人の私もつい手にとってかごに入れてしまう30円~40円代コーナー。ここ、私のお気に入りの一角です(笑)
お店全体に言えることですが、これだけの種類が並んでいながらとっても見やすいんです。子どもが買いやすいように低い位置にお菓子が並んでいて、店内が混み合うことも多いのに、身体が触れて崩れてしまうようなこともなく、安心!「プロの仕事だなぁ…」といつも感心してしまいます。
10円代も種類豊富。「うまい棒」のラインナップは要チェック!
レジ横にある10円代のお菓子コーナーもこの充実っぷり。「あと15円以内なら買える…」という状況でもこれだけ選べます。
いわずと知れた「うまい棒」のラインナップが見事なので、足を運んだ際にはぜひチェックしてみてください。この日は東京限定のうまい棒「シナモンアップルパイ味」なども並んでいましたよ!
キャッシュレス決済も取り扱いが豊富!!
レジ横の壁には子どもたちが大好きな「当てくじ」が!こちらも種類豊富で目移りしてしまいます。レジ前にはカードやシールが当たるくじも並んでいますよ。
ここまで読んで勘の良い人はお気づきかもしれません…
冒頭にある「“最先端”はどこに??」
それがこのレジ前にあります。
野崎商店はなんと各種キャッシュレス決済に対応。レジの前には「〇〇Pay」のポップが駄菓子同様ずらりと並んでいます。クレジットカードやSuicaなどの電子マネーなども使えるんです。
最初に見たときは「駄菓子をクレジットカードで買う時代!!」と衝撃を受けましたが、大変便利です。
我が家も子どもがお小遣いで買うときは現金で、そうでない時はQRコード決済で…と使い分けていますよ。
野崎商店は大通りには面しておらず、店の外に店名さえ書かれていない隠れ家的なお店です。営業日も金・土・日と祝日のみ。それでも近くにある児童館に遊びにきた子どもたちや、少し遠方から車で来る人たちでいつもとてもにぎわっていて、店の外まで入店待ちの列ができている日もあるほど。
令和時代の子どもたちにも愛される「野崎商店」、ぜひ覗いてみてください。
野崎商店
住所:神奈川県藤沢市石川1-1-6
アクセス:小田急電鉄江ノ島線「六会日大前駅」徒歩約29分
小田急電鉄江ノ島線「湘南台駅」徒歩約36分
TEL:0466-87-1680
営業時間:平日14:00-7:00
土日・祝祭日10:00-17:00
定休日:月・火・水・木曜日