藤沢市川名にある新林公園は、広い敷地内に芝生や大型遊具、雑木林、湿地エリア、池、そして趣ある古民家がある自然豊かな公園です。春は桜、夏は青々とした木々や草花、秋は紅葉と、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。

2024年春には、当サイトで桜咲く新林公園をご紹介しましたが、今回は暑い夏を越えて訪れる秋の魅力に焦点をあててみました。
澄んだ空気と心地よい風が流れるこの季節は公園あそびにぴったり。親子で自然に包まれた時間を過ごすのにおすすめのスポットです♪
昔の暮らしに触れられる古民家も見どころ

新林公園の代表的なものといえば、園内にある旧小池家住宅(古民家)。

江戸時代後期の建物が移築・保存されており、茅葺き屋根が印象的なこの古民家を間近で見ることができます。
建具や囲炉裏、土間など、当時の暮らしをそのまま残した空間は、貴重な生きた教材。子どもに古民家を見せることで、楽しみながら昔の日本を感じてもらえるのは親としてうれしいポイントです。

秋には古民家のまわりを囲む木々が赤や黄に色づき、先日訪れた際は柿がたくさん実っていて、まるで絵画のような美しい光景でした。

古民家の縁側には、園内マップや秋に見ることができる園内の植物が紹介された資料が自由にもらえるようになっています。ぜひ散策前に、古民家へ立ち寄ってみてください。
子どもも大興奮!生き物たちとの出会いも楽しみのひとつ

古民家前の芝生エリアや湿地エリアで、虫あみと虫かごを手に走り回る子どもたちの姿をよく見かけます。
我が家の子どもたちも虫取りが大好きで、新林公園に行く際は必ず虫あみと虫かごを持っていきます。先日は、4歳の息子が大きなトノサマバッタを捕まえて大興奮しました!

実際に木の上を走り回るリスの姿を見かけることもあります。秋の森を歩いていると、木の実を集めたり巣作りをしている様子に出会えるかもしれませんね!
また、園内にある池や湿地帯では、カワセミやアオサギなどの野鳥を観察することもでき、季節ごとに見られる動植物が変わるため、写真好きの方にも人気のスポットとなっています。
虫取りに夢中な子どもたちを見守りながら、大人も自然観察やカメラ片手に散策を楽しんでみるのもおすすめです。
自然を満喫できるハイキングコースで、秋の風を感じよう

新林公園には、約1.5kmの自然散策路(ハイキングコース)が整備されていて、3歳程度の子どもの足でも30分ほどで回ることができます。
緩やかな坂道をのぼったり下ったりしながら木々の中を歩くコースは、ちょっとした登山気分を味わえます。
歩きながらドングリや赤く色づいた葉を探したり、落ち葉の上をカサカサと音を立てて歩いたり、子どもたちが楽しそうで親も大満足!
途中にはベンチや見晴らしの良いポイントもあり、木々や街並みを眺めながら休憩するのもおすすめです。風が心地よく、木々の間から差し込む日差しがとてもやさしく感じられます。
遊具エリアで思いきり体を動かして!兄妹でも一緒に楽しめる

新林公園の魅力は、自然だけではありません。子どもたちがのびのび遊べる大型遊具エリアがあり、幅広い年齢層の子どもたちが楽しめます。

ターザンロープやネットツリー、滑り台などの遊具が複数設置されているため、幼い子どもから小学生くらいまで、それぞれの年齢に合わせた遊び方ができます。兄妹で年齢差があっても、一緒に遊べるのがうれしいところです。

滑り台を何度も滑ったり、ロープをのぼったり走り回ったり。体を思いきり動かした後は、木陰のベンチでおやつ片手にひと休み。休日になると元気いっぱいの子どもたちでにぎわいを見せています。
親子で過ごす秋の休日にぴったり

新林公園は、自然の中で思いきり遊び・学び・癒される場所です。
遊具で遊んだり虫を追いかけたり、古民家で昔の暮らしを感じたりと、年齢を問わず楽しめるのがこの公園の魅力。
午前中は虫取りと遊具エリアで遊び、昼は芝生でお弁当を食べるのが我が家の定番コースとなっています。
秋の風に吹かれながら季節の感じることができる時間は、子どもにとっても大人にとっても特別なひととき!そしてなにより、自然に触れリフレッシュできます。
お天気の良い日に、ぜひ新林公園を訪れてみてください♪
自然とふれあいながら過ごす一日は、きっとステキな思い出になるはずです。
新林公園
住所:神奈川県藤沢市川名字新林411番1
アクセス:JR東海道本線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線「藤沢駅」から徒歩約15分
TEL:0466-46-7788(指定管理者代表・藤沢市まちづくり協会)
営業時間:9:00-16:30(駐車場利用時間も同様)
駐車場:35台(大型バスは利用できません)


















