一日かけて遊び尽くそう!御所見「少年の森」へレッツゴー!!

藤沢市の北部、御所見にある少年の森をご紹介します。
藤沢市に住んでいる人でも、もしかしたら知らない人も、もしくは名前は聞いたことあるけど行ったことはないという人が多いかもしれません。

こちらの少年の森は、一般の公園とはひと味もふた味も違う魅力に溢れています。
なんといっても自然がたっぷりで、何もしないでいるだけで癒されます。
私が訪れたのは、5月中旬の平日早めの時間でした。朝早く、来園者が少なかったため、鳥のさえずりを独り占めし、思わず深呼吸をしてしまうほど…

施設内には、アスレチックなどの遊具やじゃぶじゃぶ池があったり、キャンプやバーベキューができたりと、子ども連れの家族で遊ぶにはもってこいの場所です。
また、土日を中心にイベントも盛りだくさんです。

今ではレア?! 木製アスレチック

施設内には森の中に20ものアスレチックと9基の木製遊具があります。
ナンバーが付いているのでゲーム感覚で順番にやってもよし、好きなもので遊んでもよし、森の中を探検している気分で楽しめます。

大木の枝にロープをくくり付けて作ったブランコは、私のお気に入りです。気持ちがいいのでぜひ一度やってみてほしいです。

アスレチックの中には、やや難易度の高いものもあるので注意が必要ですが、子どもが達成できた時の表情はいきいきしていて、こちらも楽しくなります。

これらのアスレチックは、施設のスタッフの方々が常にメンテナンスをしてくれています。
自然の中、木製アスレチックで遊ぶ…最近ではこのような施設が珍しくなったように感じます。

 珍しい昆虫に出会えるかも?

藤沢と聞くと、都会っぽいイメージや海を連想する人が多いかと思います。
少年の森では、カエル・トンボはもちろん、夏の大人気な昆虫にも出会えるかもしれません。
そう、自然たっぷりの場所なのです。
スタッフの方によると、藤沢市の鳥カワセミもお目にかかれるかもとのこと。

4月のじゃぶじゃぶ池にはたくさんの子どもたちが集まっていました。みんな目をキラキラさせながら、何かを捕まえています。ひきがえるのおたまじゃくしです。
ものすごい数のおたまじゃくしで、昆虫好きの私も驚きました。

じゃぶじゃぶ池は水深が浅めなので、小さい子でも網を手に、おたまじゃくしを捕まえていました。
数に限りはありますが、網や入れ物など、無料で貸し出ししてくれているのも助かります。
無料で貸し出しといえば、ボールやフリスビー、バドミントンや卓球セット(野外で卓球もなかなかレアですね)などもあります。

広い野原があるので、レジャーシートや簡易テントを設置し、その前でサッカーやキャッチボール、かけっこも楽しめますよ。
テントやミニテーブル、ローチェアなど、有料で貸し出しをしているものもあります。
管理棟の中には、ストリートピアノのごとく誰でも弾くことができるエレクトーンもありました。

手ぶらで行っても、十分に楽しめるのが魅力的です。長時間遊ぶことを想定して、お昼ご飯や水分補給できるものは必要かもしれませんね。
管理棟の前には、お茶やジュース、セブンティーンアイスの自販機があります。

焼きマシュマロ、食べたことありますか?

焼きマシュマロは、よくキャンプでやりますね。いや、私はキャンプのイメージしかありませんでした。

しかし、少年の森では、管理棟の前の広場で毎日焚火をしてくれていて、自由に焼きマシュマロが楽しめます。もちろん雨の日や真夏はやっていませんが、少年の森で大人気になっている催しの一つです。焼く専用の棒も貸し出してくれています。

なんと、焼けるのはマシュマロだけではありません。今では、焼き芋や焼きウインナーなど、自宅から持参したものを焼くという通の来園者もいるそうです。
マシュマロを忘れても大丈夫!少年の森でも買うことができますよ。子連れにはありがたいサービスです。

少年の森は「青少年野外活動施設」ということで、お酒やたばこは無しというルールがあります。よく考えれば分かることかもしれませんが、私は取材を通して知ることができましたので、改めてここに記しておきます。

少年の森
住所:神奈川県藤沢市打戻2345
交通:小田急線「湘南台駅」西口からバスで約10分
   JR東海道線「辻堂駅」北口からバスで約10分
連絡先:0466-48-7234
開園時間:9:00~16:30
     (7/1~8/31 9:00~17:00)
休園日:7月~8月を除く月曜日、年末年始
駐車場:有(100台ほど)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。