子どもと一緒に泊まれるホテル探しでは、立地や価格だけでなく安心してゆったり利用できることがポイントになります。
今回選んだEN HOTEL Fujisawaは、わが家が何度か利用しているお気に入りのホテルです。
子ども連れでも気兼ねなく過ごせる雰囲気と、スタッフさんの温かい対応が印象的で、藤沢でホテル探しをする友人にも「あそこ便利で良かったよ」とオススメするホテル。
今回は、そんな EN HOTEL Fujisawaの魅力を、ママ目線でご紹介します。
特に子どもが大興奮したカプセル風ユニットの客室と、ゆったりくつろげるラグジュアリーツインの2タイプに宿泊してみたので、その違いも含めてお伝えしますね。
藤沢駅すぐ バケーションを楽しむEN HOTEL Fujisawa

藤沢駅南口から徒歩約9分。子どもと一緒の宿泊では、歩く距離が大事なので、この近さはありがたいポイントです。
ホテルの立地は、駅前のにぎやかなエリアを抜けた、川沿いの静かな住宅街。
外観は温かみのあるダークブラウンとブラックを基調とした落ち着いたデザインで、街に溶け込みながらもしっかり存在感があります。
周辺には飲食店やコンビニエンスストア、公園もあり、滞在中のちょっとした食事や散歩にも便利です。
以前は藤沢ホテルとして営業していましたが、2018年に全面リニューアルしてリゾート感のあるバケーションホテルとして生まれ変わりました。
新しい客室でゆったり過ごしやすくなったのもオススメポイントです。
まずはフロントでチェックイン。にこやかに迎え入れてくれる雰囲気で、安心感があります。
親子旅でも安心。温かく迎えてくれるホスピタリティ

エントランスの自動ドアを入ると、左手がフロント、右手は写真のラウンジになっています。
モダンシックな内装で、間接照明と中央の流木アートオブジェでスタイリッシュ。湘南らしい開放感があります。
丁寧な説明でチェックインはスムーズに完了。
実はチェックイン2日前に急きょ予定が変わり、日程を延ばすことになったのですが、その際もスタッフさんがとても丁寧に対応してくれました。
子連れ旅ではハプニングはつきものですが、こうした柔軟さは本当にありがたいです。

アメニティは必要な物を自分で選べるスタイルで、環境にもやさしい仕組み。ルームウェアもサイズごとに用意されています。
また、江の島や鎌倉周辺の観光案内が並んでいるコーナーもあり、フロントでは旅の計画や予約のサポートをするコンシェルジュサービスもしているとのこと。心強いですね。

ウォーターサーバーとコーヒーサーバーも自由に利用でき、コーヒーの他、カプチーノやココアなども選べます。

なかでも私が感動したのは、こちらの紅茶。
大阪初の茶葉専門店TEARTHのティーバッグがずらりと20種類!気分に合わせて選びながら、好きなだけ飲めるのは滞在中の小さな楽しみになりました。

ラウンジは24時間利用可能で、好きなドリンクを片手にラウンジでゆったり過ごすこともできます。
子どもとの宿泊でもう一つうれしいポイントが、ホテル内のコインランドリーです。思わぬ汚れ物が出ても、洗剤自動投入タイプの洗濯機&乾燥機を利用できて一安心。
さらに子どもが宿題をし忘れたことに気づき、フロントで相談したところ、文具を快く貸してくれたのも印象的でした。こうした細やかな気遣いが、このホテルの魅力だとあらためて実感しました。
今回は異なる2タイプのお部屋に宿泊。どちらも快適で、それぞれの良さを満喫できたのでレポートします!
客室内にカプセルホテル!?子ども大興奮のカプセル風ユニット

子どもが一番喜んだのがこのカプセルホテル風のユニット。
まるで秘密基地のような空間で、入った瞬間から大はしゃぎです。

一見コンパクトですが、中に入ると意外と広く感じられ、ベッド・照明・テレビ・オーディオ・コンセントがすべて手の届く距離に配置されています。

この「全部が自分のもの」という感じが楽しいようで、子どもは寝転びながら漫画を読んだりテレビを観たりと、まさに自分だけの小さな部屋を満喫していました。

特に登って入る2段のユニットはワクワク感を倍増させてくれます。
ロールスクリーンをおろせば、まさに完全個室の空間です。
大人の私自身も「これは意外といい!」と感じたほど快適で、飛行機のファーストクラスのように、自分だけの落ち着いた小さな空間に浸れるのが心地よかったです。
ゆったりラグジュアリーツインは広いスペースが魅力

こちらは一転して、和モダンとナチュラルを合わせた落ち着きのある空間。

広々とした室内に、座り心地のよい椅子とテーブルが置かれ、ゆったりくつろげる雰囲気がありました。

洗面スペースはなんとボウルが2つ!味わいある陶器と全面ミラーがスタイリッシュです。

お風呂が新しくてきれい!
シャワーは天井から降り注ぐモードも選べるリゾート仕様。
広々とした湯船にゆったりつかると、旅の疲れがすっと抜けていくような気持ちのよさがあります。
ベッドは英国王室御用達の歴史を持つベッドブランドのスランバーランド製で、心地よく身体を支える弾力。快適な寝具でしっかり体を休められました。
他にもビジネスに最適なコンパクトなお部屋から、半露天風呂つきのさらに広い客室など、多彩な部屋がそろっているとのこと。
次回はぜひ半露天風呂で癒されるお部屋にも泊まってみたい!と感じました。
朝食ビュッフェで一日のスタート!

朝は和洋中のバラエティ豊富なビュッフェをいただきました。

一階ラウンジが朝食会場になります。
天井が高く広々とした空間は、窓が多く優雅な雰囲気。

焼き魚、卵料理、煮物、炒め物といった、家庭的で食べやすいメニューが並び、子どもも大喜び。

その日の新鮮な野菜が並ぶサラダバーや、スープもあります。

小鉢の種類が多く、どれも素材の味を楽しめる身体に優しいメニューたち。蕎麦もありました!

ジュースも種類が多く、特に湘南ゴールドのジュースは爽やかな香りとほどよい酸味、上品な甘さがあり、朝の気分をすっきり整えてくれました。
藤沢市のブランドぶどう藤稔(ふじみのり)のジュースも要チェック!巨峰より糖度が高い大粒の品種で、濃厚な味わいをジュースで楽しめます。

各テーブルにシラスの小鉢を配るサービスもあり、並びきらないものはおかわりで楽しみました。
パン好きの子どもは、クロワッサンとデザートをおかわりしていました。

朝7時時点ではほぼ貸切状態でしたが、時間が経つにつれてにぎやかに。
海外からのお客さんや出勤前のスーツ姿の方、宿泊せずに朝食だけ利用する女性客グループの姿も見かけました。
観光やビジネスの拠点として、また朝食レストランとして、幅広く利用されている様子が垣間見えた瞬間でした。
朝食会場含め、出会うスタッフさんが穏やかで親切で、「行ってらっしゃいませ」「おかえりなさいませ」という挨拶に加え、優しく声をかけてくれるアットホームさが心に残りました。
子ども連れでもゆったり安心してくつろげるホテルでありながら、お仕事の滞在でもちょっと贅沢な温泉宿としても使えるEN HOTEL Fujisawa。
「次はどの部屋に泊まろう?」と自然に考えてしまう、そんな魅力にあふれたホテルです。
藤沢でお泊まりの際は、ぜひ自分好みの客室でゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
EN HOTEL Fujisawa
住所:神奈川県藤沢市南藤沢12-9
アクセス:JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線「藤沢駅」から徒歩約9分
TEL:0466-28-8000
営業時間:24時間(15:00 チェックイン、10:00 チェックアウト)
定休日:無し
駐車場:無し


















