見晴らし抜群!高低差を生かしたスライダーや長~い藤棚もある石川の「なかむら公園」

子どもを連れて遊びに行ける楽しい公園は知っていて損はないですよね!そのひとつにぜひ加えてもらいたいのが、藤沢市の北部、石川の住宅地にある「なかむら公園」です。

大きな通りには面しておらず、広大な公園というわけでもないのですが、ここには老若男女を虜にするさまざまな魅力が…!さっそくご紹介します。

園内には雰囲気が異なる5つのゾーンが

なかむら公園は石川下土棚線と藤沢厚木線(県道43号)の「南鍛冶山」交差点からほど近い場所にあります。駐車場はないため、自転車か徒歩での来園がおすすめです。

この公園の特徴はなんといっても高低差があること。園内には「芝生広場ゾーン」「草っぱら子供ゾーン」「雑木林復元ゾーン」「遊具傾斜ゾーン」「斜面下休憩ゾーン」があります。入口も複数ありますが、どこの入口から入るかによって雰囲気が異なり、まるで違う公園に見えるはずです。

私は駐輪場のある芝生広場側の入口から入りました。この付近にはおむつ交換台が備え付けられたトイレもあるので、乳幼児連れでも安心して遊べますよ。

広々とした芝生広場では子どもたちものびのびと走り回ることができます。この日は親子がバドミントンやフリスビーを楽しんでいました。

広場の周りは舗装された道がぐるりと囲んでいて、距離の表示もあります。キックバイクで走る子どもがいたり、ペットと一緒に走って周回する人がいたり、のんびり歩きながら景色を楽しんでいるお年寄りの姿もありましたよ。

また、広場には健康器具も点在しています。私も正月太り解消のためにウエストシェイプ効果のある器具で少し身体を動かしてきました。

長い藤棚に咲く藤沢市の花「フジ」は必見!見ごろは5月上旬

芝生広場の外周の一部には、藤沢市の花「フジ」を楽しめる長い藤棚もあります。

藤沢市は、「フジ」のある市内のスポットを巡る2つの散歩ルート「フジロード」を作っていますが、ここは引地川沿いに歴史をたどりながらフジを楽しむ「引地川・フジ史跡ロード」の鑑賞ポイントなんです!

園内ではフジロードのマップも見ることができました。開花時期の4月下旬から5月上旬には見事なフジが楽しめるそうですよ。必見ですね!

小さな子どもも無理なく遊べる「草っぱら子供ゾーン」

続いてやってきたのは「草っぱら子供ゾーン」。公園のシンボルツリーでもある大きなクスノキが目印です。こちらには小さな子どもも無理なく遊べる複合遊具、鉄棒、ブランコ、砂場などがあります。

人気のターザンロープもありますよ!園内の端にあるあずまやからの見晴らしは抜群です。湘南台方面が一望できるので、ぜひ眺めてみてください。

みんなが大好きな長~いすべり台は楽しさ満点!

いよいよこの公園最大のウリ「遊具傾斜ゾーン」へ。まず、傾斜を生かした長~いすべり台「カーボンスライダー」が出迎えてくれます。こちらのゾーンの遊具はすべて6歳~12歳が対象になっています。写真からもわかるようにこちらの眺望もなかなかです。

スライダーのスタート地点からの眺めはこんな感じ。急傾斜を途中カーブしながら滑り降りていきます。長さもあり、ほどよくスピードも出るので楽しさ満点です!

滑りおりた先にも斜面を生かした複数のアスレチックがあります。こちらはグリップを手がかりに急な坂をのぼる「ロッククライマー」とロープの空中トンネルをくぐる「ワープトンネル」の複合型アスレチック。隣の斜面を見るといかに急かが分かると思います。

ほかにもネットの山を越える「ザイルマウンテン」や「倒木トンネル」など、特徴的なアスレチックを体験できますよ!階段をのぼって上まで…ももちろんOKですが、アスレチックに挑戦しながらいくと楽しさ倍増です。

三世代がいろんな楽しみ方のできる穴場「なかむら公園」。ぜひ足を運んでみてください。

藤沢市立なかむら公園
住所:神奈川県藤沢市石川1-29-36
アクセス:小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩24分
    

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。