水遊びも散歩ももってこい!湘南台にある「今田遊水池」

子連れには欠かせない遊び場の一つが公園。
1歳の我が子も最近外でも歩けるようになり、毎日「外に連れていって!」と涙ながらに訴えてくるようになりました。

少し前までは家の中を走り回るだけで満足していて、私がファーストシューズを履かせてみると「いや〜!!」と泣き出していたのに…。
そしてやっとの思いで靴を履かせ、いざ外に出てみると「抱っこして〜!!」とさらに泣くことも。

みなさんもそんな経験ありませんか?

そんな我が子もやっと外に興味を持ちはじめ、玄関を指差し靴を持って履かせてとアピールしてくるようになってきたので、公園デビューをしてみることにしました。

湘南台駅から徒歩11分!景色も抜群な遊水池

私が子どもの公園デビューに選んだ場所は、「神奈川県立 境川遊水池公園」。
境川遊水池公園は遊具がなく、ただ広々とした芝生が生い茂っているいたってシンプルな公園です。

今田遊水池、下飯田遊水池、俣野遊水池の3つの遊水池からなり、広大な土地を使った公園。

下飯田遊水池や俣野遊水池は集団でスポーツを楽しむ方に向いているような気がしたので、私は「今田遊水池」を選び向かうことにしました。

実は、行こうとした公園は他にもたくさんの候補があったのですが、我が子はまだ1歳。
遊具がある場所に連れていってしまうと登ろうとして転んでしまったり、遊具で怪我をしてしまったり…。
逆に危険に晒されてしまうのではないかと思い、境川遊水池公園を選んだのも理由の一つです。

そして、境川遊水池公園は公園特有の木々がありすぎないのもポイント。
仮にちょっと目を離してしまったとしても、遮るものがなく見逃す心配がないのがいいなと思ったのです。

境川遊水池公園は遊水池の中にある公園のため、道路に面しておらず利用者が門を通り坂を下ってわざわざ入るような造りになっています。
通るのは駐車等で出入りする車のみなのです。

「万が一車が突っ込んできて巻き込まれてしまったら…」という心配もほとんどなく、安心して利用できるのもありがたかったです。

今田遊水池に車で向かい、無料の駐車場に停めてさっそく子どもと一緒に歩くことにしました。

すると、私の手を振り払いうれしそうに走り出す我が子。
ちょっと寂しい気持ちもありましたが、何よりも楽しそうに走り出す姿を見て連れてきてよかったという気持ちでいっぱいになりました。
普段は家の近くの道を手を繋いで歩く程度だったので、相当うれしかったのだろうな…としみじみ。

周囲を見渡してみると、電車を発見。

自然の中で電車が走っているところを見られることがこんなにワクワクするなんて、きっと子どもならもっと楽しめるのだろうなあと感じました。

今田遊水池は一面芝生が生い茂っているため、歩きはじめたばかりの子どもにも安心して利用できます。
転んでしまっても芝生なら膝を擦り剥かずクッションになってくれるので、親としても安心ですよね。

他にも一部ですがグラウンドもあり、大きくなったら自転車の練習や友達とサッカーをすることもできそうでした。

ボール遊びをしていたり、バトミントンをしている家族がたくさんいてとても楽しそうでしたよ!

水遊びもできる!噴水は子どもの人気スポット!

芝生でひたすら走り回ったあとは、手を繋いでひとまず周囲を歩いてみました。
すると、小さな噴水を発見。

噴水自体は大人の膝より少し高いくらいの大きさで、水がいろいろな方向に噴き出していました。

行きたそうにうずうずとしている我が子を連れて、初めての水遊びに挑戦!
お風呂でお湯に慣れていたので触れることに抵抗はなかったみたいなのですが、冷たい水だったのでびっくり仰天。

初めは驚いていましたが楽しさに気づいたのかバシャバシャと水遊びをし始め、先に遊んでいた他の子ともいつの間にか仲良くなっていました。

今田遊水池にある噴水は噴き出た水が川のように流れだし、少し先に水が貯まるような造りになっています。

噴水で遊べなくてもお座りができる子どもならこの場所で安全に遊ぶことができそうです!

噴水周辺は視界を遮る木々もなく、終始誰かしら子どもが遊んでいる人気のスポットのよう。
そのため、もしも溺れてしまっても放置されることがなさそうでした。

噴水の清掃は火曜と金曜の週2回あるみたいなので、清潔な状態を保っているのもよかったです。

ちなみに、今田遊水池に行ったのは9月だったのでまだギリギリ水遊びできましたが、きっと7、8月の暑い日だとより楽しく遊べそうでした!
噴水の近くにはベンチもあり、大人は座って子どもの様子を見ることもできます。

遊水池の密かな醍醐味。水辺の鳥や生物も観察できる!

境川遊水池公園は各場所にビオトープを整備しているそうで、水辺の鳥や生物もたくさん見られるのだとか。
公式サイトでは、鳥はカモ類やカワセミなど、生物はトンボやヤゴなどがいると書かれています。

帰ってから知った情報だったので、今度来る時は双眼鏡を持っていくと大人もより楽しめそうだなあ〜と思いました。
小学生の子どもがいる家庭の方は、一緒にバードウォッチングなんかもできるのかもしれませんね。

そして、遊水池のいたる場所でレジャーシートやテントを張りピクニック気分を味わっている家族もいました。

秋は暑すぎず日向の中でも心地よく過ごせそうなので、今度はサンドウィッチを手作りして持って行ってみたいと思います!

季節によって解放している時間が変わってしまうので、境川遊水池公園に行く際は時間帯に気をつけてくださいね。

今田遊水池
住所:神奈川県横浜市泉区飯田町215
※今田遊水池のある境川遊水池公園は藤沢市と横浜市の境にあるため全体の住所は横浜市になりますが、今田遊水池自体は藤沢市にあります。
アクセス:小田急江ノ電線「湘南台駅」東口から神奈川中央通バス・湘・07系統「立場ターミナル」行きで約10分、「元木」バス停下車徒歩5分
利用時間:8:30〜16:45

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。