藤沢駅北口の路地裏で50年以上愛される「札幌ラーメンこぐま」

前から通りがかるたびに気になっていた、藤沢駅北口の「札幌ラーメンこぐま」。

他では聞いたことがない牛乳ラーメンが名物と知り、平日のお昼に訪れてみました。

いったいどんな味なのか?実際に行って確かめてきました!

裏路地にたたずむ老舗ラーメン店

藤沢駅北口のロータリーから、ビックカメラ方面へ抜けて徒歩約5分。

周辺は駅前再開発やビルテナントの入れ替わり、マンションの建設など、時代とともに変化の多いエリア。ですが横道を一本入ると、ふと昔のまま時間が止まったような魅力的な裏路地があらわれます。

その一角に店を構えるのが、50年以上もの間、地元の人たちに愛され続けてきた札幌ラーメンこぐまです。

赤い看板とのれんが目印の、これぞラーメン店!という外観。

平日のオープン時間を狙って11時過ぎに到着すると、すでに8人ほどのお客さんの列ができていました。

営業時間がお昼の2時間半と限られることもあり、休日は特に開店前から多くのお客さんが訪れる人気店です。

幸いにも1巡目で入ることでき、いざ入店。

昭和を感じる店内で、ラーメンのできあがりを待つ

カラカラ……とガラスの引き戸を開けて中へ入ります。

店内は中央の厨房を囲むようにコの字型のカウンターになっていて、全部で12席ほど。

壁にあるメニューはとてもシンプル。味噌、醤油、塩ラーメンに続き、今回のお目当ての牛乳ラーメンを発見!

サイドメニューは餃子。ドリンクはビールなどのアルコールはなく、ジュースのみです。

店構えだけでなく、価格設定にもどこか昔のままのような安心感があります。

注文は厨房にいるお店の方に口頭で伝える方式で、今回は牛乳ラーメンにコーンをトッピングし、餃子も一緒に注文しました。

カウンターのすぐ目の前でラーメンができあがっていく様子が見えるのも、このお店ならでは。

ほかのお客さんが注文したラーメンが目に入り、思わず興味津々で見ていると、牛乳ラーメンと同じくらい味噌ラーメンを注文する人も多いようでした。

懐かしさを感じるラジオ放送に耳を傾けて、店主が手際よく調理を進めていく姿を眺めながら、料理ができあがるのを待ちます。

名物の牛乳ラーメンと香ばしい餃子を実食

少しノスタルジックな気分に浸りながら待つこと10分ほど。

香ばしい匂いとともに、まず餃子が運ばれてきて、続いてすぐにラーメンが到着しました。

餃子はこんがりとしっかり目に焼き色のついた6個入りの一皿。

焼き目は揚げ餃子のようにカリカリとしていて、口に入れるとジュワっとニラとニンニクの風味が広がります。

ぐっと食欲が刺激され、ラーメンへの期待も高まります。

こちらが名物、牛乳ラーメン!

湯気と一緒にニンニクの香りがたちます。白いスープに、卵とチャーシュー、キャベツ、もやし、ネギの野菜と、トッピングで追加したコーンがとろり。

スープを作る様子を見ていたところ、おたま一杯分ほどの牛乳が入っているようでした。牛乳の白に、ほんのり溶けたバターで見た目は淡いクリーム色。ひと口すすってみると、やさしい塩味の中にバターのコクとニンニクの旨味が広がります。

洋食のクリームスープに比べるとさっぱり感じられて、チャーシューも脂身が少なく意外にもするすると食べ進められます。

トッピングのコーンの甘さがスープとよく合い、女性にも人気がありそうだと思いました。

麺はつるりとほどよいコシがあり、同程度の太さのもやしや細切りの野菜とよく絡みます。まろやかなスープともよく合い、口の中でバランスよく味わえる一杯です。

両隣の方が味噌ラーメンを食べていて、札幌ラーメンらしいビジュアルがとても魅力的。次はぜひ食べてみたいと思いました。

50年以上地元で愛され続け、藤沢のソウルフードとも言われる札幌ラーメンこぐま。

昔ながらのたたずまいの老舗で、名物ラーメンを食べに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

札幌ラーメンこぐま
住所:神奈川県藤沢市藤沢110
アクセス:JR東海道線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄線「藤沢駅」から徒歩約5分
TEL:0466-23-5420
営業時間:11:00-13:30
定休日:水曜日
駐車場:無し (近隣にコインパーキング有り)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。