藤沢といえば、やっぱり湘南の海!地元の人々は季節を問わず、海辺で過ごす時間を楽しんでいます。
私の家族も「観光客が少ない季節の方が過ごしやすい」と真冬でも海へ出かけます。
今回は子どもの「海に行きたい!」の一声で、自転車に砂遊びグッズとお湯を入れたペットボトルを持って行ってきました!
江ノ島から富士山まで!海沿いの眺望が楽しめる海岸道路
「県立湘南海岸公園」は江ノ島すぐの片瀬海岸、鵠沼海岸に沿って引地川河口までの約2kmに渡ります。
江ノ島に一番近い西浜のデッキから、イルカショーやクラゲの展示が人気の「新江ノ島水族館」エリア、ピクニックが楽しめる「芝生広場」や、夏場に子どもたちが水遊びに集まる「水の広場」など、細長い敷地にさまざまなエリアが配置されています。
海沿いに海岸道路(遊歩道)が続いており、海辺の景色を眺めながら散策が楽しめます。
天気が良く空気が澄んでいたこの日は、江ノ島、烏帽子岩、富士山と山々の稜線がきれいに見えていました!
夏場は海の家が立ち並ぶこの場所も、広々と開けていてのんびり景色を楽しむことができます。
サーフィンを楽しむ人たちの姿は、いかにも湘南だと感じられますね。
階段状になった防潮堤には、潮風を浴びながらお昼寝をする人、静かに本を読む人、犬の散歩をする人などの姿も見られました。
ダウンコートを着ながらも足元はビーチサンダルで過ごす姿に、やはり海辺の街ならではだなと感じました。
砂浜は砂遊び天国!のびのび楽しもう!
今回の子どもの目的は「砂浜で水を使いながら砂遊びがしたい!」とのことでしたので、人の少ない「津波避難タワー」前のあたりで砂遊びスタートです。
とにかく、広くて長い砂浜!どれだけ広く使って砂遊びをしても、他の子どもと出会わないのではと思えるほどにのびのび遊び放題です。
初めのうちは、階段下の坂道と砂を使ってひたすら車を転がしたり砂を運んだりと遊んでいた子どもが、徐々に波打ち際の近くへと移動して行きます。
波打ち際では、湿った砂で好きな形に型取りをしたり大きな山にトンネルを掘ったりしやすく楽しいようで、せっせと集中して頑張っていました。
1時間程の間に、型抜きでケーキ屋さんごっこをしたり、砂に道路を書いてレース場に見立てたり、山と穴を掘って露天風呂を作ってみたり、と想像力を膨らませて次々と遊びが生まれていました。
海に入るのを覚悟して水着を中に着ていましたが、今回はバケツで水を運ぶことに一生懸命になってくれた結果、膝丈までの海遊びで済みました。
この辺りの海岸の砂は、黒く洋服の繊維に入り込みやすい細かい粒子です。
お子さん連れで行かれる場合は親子ともに汚れてもよい服装&サンダルを持参するのがオススメです。
我が家では、海遊びの後に砂を洗い流すためのお湯をペットボトルに入れて持っていきますが、シャワー併設のトイレが「サーフビレッジ」の近くにあります。
また、「サーフビレッジ」内の温水シャワー(有料)も利用できます。
子ども連れにうれしいサーフビレッジ!
噴水を中心に円形の階段状をした「水の広場」の正面に見えている建物が「サーフビレッジ」です。
自販機やコインロッカー、温水シャワー、コイン式ドライヤー、無料の更衣室や簡易授乳室などの施設を利用できます。
子ども連れでの海辺遊びは荷物が多くなりがちなので、コインロッカーは便利ですね。
多目的トイレにはオムツ替え台があります。
自販機には飲み物の他にアイスやお菓子もありました。
子ども連れにうれしいサービスが揃っている印象です。
「水の広場」は、夏場の水遊びスポットとして人気ですが、現在は噴水稼働は休止されています。
広場には屋根のあるベンチがあるので、トンビに見つからずにおやつ休憩をするには丁度よい場所です。
子どもはこの階段をジャンプするのが楽しいらしく、登ったりジャンプして降りたりを繰り返していました。
海辺の公園で湘南気分を満喫!
子どもを連れて海遊び、となると1日がかりで大変では?と思われるかもしれませんが、今回は平日午後の2時間程でもしっかり遊べました!
夕日がとてもきれいに見れる公園なので、夕暮れに染まる空と海を眺めるのもオススメです。
海辺の公園でのんびりとした湘南の暮らしを、ぜひ満喫してみてください!
県立湘南海岸公園
住所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-17−3
アクセス:
【電車の場合】
■小田急線「片瀬江ノ島駅」または「鵠沼海岸駅」から徒歩約5~10分、
■江ノ島電鉄「湘南海岸公園駅」から徒歩約10分
電話番号:0466-34-9912