遊具と四季折々の自然遊び!芝生広場では探検も? 遊びが広がる「奥田公園」

今回ご紹介するのは、近所の子どもたちがいつもの遊び場として集まる定番スポット「奥田公園」です。

我が家でも子どもが生まれる前から散歩や公園ランチによく利用していましたが、子どもと遊びに来る様になってからは更に新しい発見が一杯!
子どもの目線だとこうして遊びが広がるのか、と感心しながら一緒に楽しんでいます。

先日も子どもが「かけっこの練習がしたい!」と言うので出かけたのですが、いろいろな遊びをフルコースの様に楽しみ、気が付けば夕方でした!

住宅街に広い敷地!定番の遊具が揃っています

「奥田公園」は、藤沢駅南口から徒歩約10分。
藤沢市民会館に隣接した公園で、立体通路でイトーヨーカドーとも直結しています。

マンションが多く立ち並ぶ住宅街にありますが、敷地が広く緑が多いのが魅力です。
川沿いの桜並木にも面しているので、犬の散歩やランニングのコースに立ち寄る方もよく見かけます。

「奥田公園」は様々な遊具が設置された遊具エリア、広々とした緑が広がる円形の芝生エリア、階段を降りた先の市民会館に繋がる広場エリアに分かれています。

まずは遊具で遊ぶのがいつもの流れ、とばかりに子どもは遊具エリアへ一目散。
入り口すぐの滑り台と鉄棒でウォームアップしていました。

遊具エリアには、滑り台と鉄棒の他にも砂場、ブランコはもちろん、アーチ型の雲梯、リニューアルされた「ふじキュン(藤沢市公式キャラクター)」のスプリング遊具もあります。

砂場のすぐ側には藤棚があり、日陰になるベンチがあるのも親にはうれしいポイント!

ブランコと他の遊具との間に少し距離があるので、低年齢の子から安心して遊べると思います。

四季折々の自然に触れられる!季節遊びが楽しい!

今回出かけた2月半ばは、紅梅と白梅が綺麗に咲いていました。
この紅梅は他と比べてひと足早めに咲く品種で、私は毎年この紅梅の鮮やかな色を見ると「そろそろ春の花を楽しめる季節が来るなぁ」と感じます。

花びらがたくさん落ちていたのを見た子どもが、「工作で使いたいから集めよう!」と言うので、親子で50枚近く拾い集めました。どんな工作になるのやら、結果が楽しみです。

この梅は小さな実がたくさんつくので、子どもは今から落ちた実を拾って遊ぶのを楽しみにしています。去年は砂場で山とトンネルを作り、水と一緒に梅の実が流れるのを何度も繰り返していました。

これから季節が進むにつれ、公園内は春の草花が増えていきます。

桜はソメイヨシノと八重桜どちらもキレイなので、お花見ピクニックを楽しむ家族連れの姿も多く見られます。
夏は虫捕りや砂場の水遊び、秋は大きなイチョウの黄色い絨毯をカサカサと踏み鳴らすのも楽しいですね。
紅葉もあるので、緑の葉が赤に変わっている姿で季節を感じる事ができます。
冬になると草木は静かになりますが、雑草の伸びも緩やかなので遊ぶスペースが広くなります。

四季折々の景色の中で、季節ならではの遊びが楽しめるのはいいですね!

入り口の車止めパイプに飾られた小鳥が毛糸のマントを着せてもらっていてほっこりしました。

ただの坂道?登り下りから楽しい遊びが始まります!

子どもは遊具遊びに満足した様子で、芝生の広場へ続く坂道へ進みます。

ここは舗装されたスロープと木の生えた土の斜面になっています。
ベビーカーや小さなお子さん連れの方などはスロープが便利なのですが、元気なわんぱく盛りの子どもはこの木の根や土のデコボコした坂道を駆け上るのが大好きです!
緩やかな所からやや急な傾斜の所まであり、小学生も鬼ごっこで登り下りしていました。

芝生の広場へ行くはずが、子どもは「レスキュー隊員です!今助けに行きます!」と新しい遊びが始まりました!
地表に出た根っこを掴んで坂道を上り、どうやら上にいる人を助けに行く隊員になりきっている様です。

この時、すぐ近くでは2歳位の男の子が坂道でボールを下から上に投げて転がり落ちて来るのを繰り返して遊んでいました。

大人が見たらただの坂道、と言うより土の斜面ですが、子どもにとっては平坦な場所では味わえない楽しさがあるのだと思いました。

不安定な坂道で遊ぶ事は子どもの運動面の発達にも良いそうなので、ぜひたくさん登り下りしてみて下さい。

緑が一面に広がる「芝生の広場」は運動にも休憩にもぴったり!

坂道を登り切ると、視界が開けて芝生の広場が目の前に広がります。

グラウンドの様に広い円形の芝生の広場は、その外周をゴム舗装の柔らかい遊歩道が陸上競技のトラックの様に囲んでいます。

ようやく、当初の目的のかけっこの練習が始まりました!
一周が300m程なので、子どもにとっては結構な距離です。
でも先程まで遊んでいたレスキュー隊の気分が続いているらしく、せっせと走っていました。

芝生の上では、ボール遊びをしている子ども達やダンスの練習をしている人達もいました。
休日にはキャッチボールをする親子やピクニックをする家族連れをよく見かけます。

しばらくして走り疲れた頃、私たちも水分とおやつ休憩をとることにしました。
この芝生の広場は周囲にベンチが並んでいるので、休憩するにはぴったりの場所です。

他のベンチでは、青空の下で読書を楽しんでいる方、犬の散歩中に休憩をしている方、ベビーカーでお昼寝中の赤ちゃんを連れている方を見かけました。
楽しく体を動かしたり、ひと息ついたりとみなさんそれぞれの時間を過ごしている様でした。

最後に、子どもがワクワクする遊び方をご紹介します!!

この芝生の広場は木々に囲まれ、その隙間も藪になっていて外との境界が見えない作りになっています。

中には、大きな枝が低く広がる木があり、木登りをするのに丁度良いのです。
地元の子ども達に大人気で、数人で太い枝に並んで座っていました。

そしてこの木、後ろの藪を子どもと一緒によく見てみると…

秘密の小道を発見!!!

小さい子だと背丈が隠れてしまい、まるで自然の迷路の様です。
既に何度も来ている子どもも「よーし、探検だ!」とワクワクしながらどんどん先に進んで行きます。

「ここは僕の秘密基地で、そっちはキッチンにしよう!」などと部屋割りを決める声が聞こえてきます。

この後お邪魔したら、大人の方が歩きづらくて子どもに置いていかれそうでした。
隠れんぼで遊ぶのも楽しそうですね。

この他にも子どもがワクワクする秘密の通路がいくつかある様なので、
ぜひお子さんと訪れて、楽しく探検してみてください!

奥田公園
住所:神奈川県藤沢市鵠沼東12
アクセス:JR東海道線・小田急線「藤沢駅」南口から徒歩約10分
     江ノ電 石上駅から徒歩約6分
※「奥田公園駐車場」利用時間は7:00ー23:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。