ラーメン激戦区と言われる神奈川県。
その中でも屈指の人気を誇る名店が藤沢市にあるのをご存知ですか?
寒い日が続き、無性にこっくりと濃厚なラーメンが食べたくなった先日。
ラーメン好きには言わずと知れた超有名店、らぁめん鴇(とき)を訪れました!
藤沢駅から徒歩約9分!ひっそりと佇む和風の外観
らぁめん鴇は、藤沢駅北口から線路沿いを辻堂方面へ歩いて9分ほど進んだ住宅街にあります。
無地の茶色の幌と、竹を使った黒く渋い店名の看板のみのシンプルな外観。
横には待ち行列用の椅子が並び、さらに隣の建物1階に待合スペースが用意されています。
平日でしたが、行列ができるのを見越して…。
午前11時のオープンより30分早く訪問しましたが、なんとすでに8人ほど並んで待っていました!
前に並んでいたお客さんによると「開店1時間位前から待っている日もある」とのこと。
さすがの人気店ですね!
店外のメニュー看板をチェック!限定ラーメンやお土産も♪
待ち時間に入り口前にあるメニュー看板をチェックします。
通常メニューの醤油、白醤油に加えて、20食限定メニューのニボブタブラックを発見!
限定メニューは時期によって変わるのも楽しみの1つ。
スープに合ったオススメの麺の種類や、その日のお土産メニューなども載っています。
隅々まで読んで、準備万端で店内へ。
オープン時間より早くお店が開き、15分ほど待って中に入ることができました。
こちらの券売機で食券を買うシステムです。
私は今回、赤いボタンのニボブタブラックに決定!
外のメニュー看板と同じように、こちらにもボタンの横に説明が書いてあり、優しさを感じます。
食券を渡すときに「別皿の生姜トッピングをお願いします」と伝えました。
客席は、厚みのある立派な一枚板のカウンター席と、奥にテーブル席が少しありました。
ラーメン店の中には店内が油っぽいお店もありますが、ここはさすが。
オープンキッチンのカウンターはキレイに整い、調理道具はピカピカに磨かれ、鏡のように店内に明るく反射しています。
職人の仕事場というオーラが漂い、カッコいい!
カウンターに案内されて、ウキウキ待ちます♪
20食限定のニボブタブラックを実食!
ついに登場、ニボブタブラックです!
煮干しのニボ、豚出汁のブタ、醤油のブラック。
深い色合いのスープがツヤツヤしています♪
別皿トッピングの生姜は、細かい刻み生姜でした。
見ての通り、見事なチャーシューが重なっています!
しかも、もも肉、豚バラ、鶏ハムといった種類豊富なお肉のバリエーションが楽しめるのが魅力。
熟成もも肉の吊し焼きは、ギュッと肉本来の旨味が詰まっていて、ブラックペッパーとの組み合わせがとてもおいしい!
豚バラはじっくり煮込まれていて、ホロリと柔らかく脂の甘味を感じました。
こだわりの自家製麺は、国産小麦を使用した太めで縮れた手もみ麺!
ちゅるちゅる、ひらひら、もちもち、としなやかでなめらかな食感が楽しめます。
大好物の味玉は、この通り黄金色の最高の仕上がりです。
スープと一緒に麺に絡まる卵のコク…たまりません!
スープはブラックという名前の通り、醤油の香り深い上品な味わいをしっかりと感じます。
煮干しと豚出汁の旨味の掛け合わせに、背脂やチャーシューのコク、みじん切りの玉ねぎの甘味も加わって、何層にも重なる旨味のバランスが絶妙!
他で味わったことのない、完成度の高い一杯に感動でふるえました…。
途中から別皿の生姜を後のせすると、爽やかな香りが食欲を刺激して、芯まで冷えていた身体がポカポカと温まる一杯でした!
お店は2015年にオープンし、店主と女将さんのご夫婦で営まれているそうです。
常連さんとの軽妙な会話が聞こえてきて、アットホームな居心地の良い雰囲気に安心して食事を楽しむことができました。
丁寧に仕上げられた絶品のラーメンに、温かいホスピタリティ。
通いたくなるのも納得です!
私のような、地元のファンに愛されるだけではありません。
これまでTVやメディアに度々取り上げられていて、食べログラーメン百名店が始まってから8年連続で選出されている実力店です。
日本最大のラーメン情報誌と言えるラーメンWalkerでは、神奈川県全体で3店舗のみ選ばれた最高峰の金賞を受賞する快挙を達成しました!
藤沢市民として母校が優勝したような、誇らしい気持ちになりました!
”人生で一度は食べておきたい究極の一杯”に選ばれた、らぁめん鴇。
ぜひみなさんも、神奈川屈指の至極のラーメンを味わってみてはいかがですか?
らぁめん鴇(toki)
住所:神奈川県藤沢市藤沢1034
アクセス:JR東海道線・小田急線「藤沢駅」から徒歩約9分
江ノ島電鉄線「藤沢駅」から徒歩約11分
TEL:なし
営業時間:11:00-15:00(材料がなくなり次第終了)
定休日:日、月、祝日(祝日、日曜は臨時営業あり)