読んでいた本に、そば屋のカツ丼が登場しました。
ふわっとした卵に包まれたカツ、出汁のしみたご飯。ページをめくる手を止めて、気づけば無性に食べたくなっていました。
せっかくなら、チェーン店ではなく、昔ながらの雰囲気が残るお店で味わいたい。そんな気分になり、藤沢で長く親しまれているそば処 つたの家へ向かうことにしました。
懐かしい空気が漂う店構え

藤沢駅南口から徒歩約5分。ホテル法華クラブの地下1階にある商業施設マイタウンエスタの中に、つたの家はあります。
レストラン街と書かれた赤い看板を目印に地下へと続く階段をおりていくと、駅から近い立地ながら、静かな落ち着いた空間が広がります。少しだけ日常から離れたような、昭和の飲食街といった雰囲気。
お店の前に立つとまず目に入るのは、ずらりと並んだ食品サンプルのショーケース。

ガラスケースの中には、そばはもちろん、天ぷら、カツ丼、定食などが整然と並び、豊富なメニューに思わず見入ってしまいます。
和風の店構えも相まって、どこか懐かしいような安心感。

入口付近に本日のサービス品が書かれた黒板を発見。
豚バラ丼セットや冷しゃぶなど、ショーケースには並んでいないメニューもあります。
単品メニューよりセットメニューが多く、組み合わせを選べるのが楽しいと感じました。
どれにしようか悩みながら、いざ店内へ。
落ち着いた和の空間が広がる店内

店内に入ると、木の格子で仕切られたテーブル席が並び、老舗のそば屋ならではの落ち着いて食事ができる雰囲気。
夏のように暑い日でしたが、外の熱気やにぎわいとは違い、涼しく、ゆっくりと食事の時間を楽しめる空間です。
訪れたのは平日の11時半ごろ。店内にはすでに数組のお客さまの姿がありました。
奥へ進むと、上がり座敷の区画もあり、テーブル席と合わせて全54席と広めのつくりになっています。
お座敷は、グループでの食事や歓送迎会など職場の宴会にもぴったり。
ひとりでも利用しやすく、家族連れでもグループでも過ごしやすい印象で、幅広い層のお客さまが訪れている様子がうかがえました。
そばから定食までそろう、つたの家の豊富なメニュー

メニューを開くとまず、冷たいそば、温かいそばのそば屋の定番が並びます。
丼ものはカツ丼、親子丼、天丼から、マグロやいくらを使った海鮮系まで。さらに、生姜焼きやエビフライなどの定食メニューまで、幅広くそろっています。
その日の気分で和食を選べる安心感があり、何度訪れても違う楽しみ方ができそうです。
店頭の食品サンプルはもちろん、店内にはさらに多くのメニューがずらり。
セットメニューも豊富で、そばと丼を組み合わせて注文できるのもうれしいポイントです。
出汁がしみ込むカツ丼とたぬきそばのセットを実食

今回は、カツ丼とたぬきそばがセットになっている「かえで」を注文しました。
注文してから10分ほどで提供され、思ったよりも早く運ばれてきた印象です。
12時のタイミングでお客さんがぐっと増えてきたので、タイミングよく入店できたのがラッキーでした。
カツ丼は甘めの出汁がしっかりと染み込み、ふわっとした卵と玉ねぎの甘みが合わさって、やさしい味わいに仕上がっています。
そばは細めでつるつるとした口当たりが心地よく、たぬきの香ばしさも加わって、カツ丼との相性もとても良い組み合わせでした。
そばは香りの良い北海道幌加内産の玄そば粉を使用しているとのこと。
麺は細打ちのそばのほか、きしめんやうどんも自家打ちで用意されていて、幅広い好みに対応しています。
しっかりとしたボリュームのあるセットですが、最後まで飽きることなく食べ進められる満足感のあるセットです。
本で見たカツ丼のイメージからふらりと訪れたつたの家でしたが、昔ながらの雰囲気と優しい味わいは、まさに期待通りでした。
藤沢駅からも近く、日常の中で気軽に立ち寄れる一軒として、地元に長く愛されている理由がよくわかりました。
午後3時からは、ほろ酔いセット、晩酌セット、酔いどれセットというお酒とお料理のセットメニューもありました。
揚げだし豆腐やしらすおろし、カキフライなど一品料理もあり、次回はぜひ夜に訪れて色々試してみたいと思います。
その日の気分でそばや和定食を楽しみたいときや、少し落ち着いてごはんを食べたいときに、オススメのお店です。
みなさんもぜひ、足を運んでみませんか?
そば処 つたの家
住所:神奈川県藤沢市鵠沼石上1-6-1 ホテル法華クラブB1F
アクセス:JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線「藤沢駅」から徒歩約5分
TEL:0466-27-8944
営業時間:11:00-21:00
定休日:第1、3火曜日
駐車場:なし (※マイタウンエスタ有料駐車場の駐車券サービスあり)


















